みさお一家は年に2回、東京から離れた県の国内旅行へ行きます。
子連れ旅行の経験がお役に立てればと思い、記載しています!
和歌山県は子連れにもってこい!
和歌山県は自然や歴史が沢山詰まった場所です。
白い砂浜が美しい白良浜や希少動物がいるアドベンチャーワールド、歴史が深く趣がある熊野古道、高野山などがあります。
中でも、一番人気の場所はパンダがいるアドベンチャーワールドではないでしょうか!
日本では現在、上野動物園と和歌山県にあるアドベンチャーランドの2か所のみです。
アドベンチャーワールドには、パンダが4頭もいるのです!!!
パンダだけでなく、エンペラーペンギンも全国でアドベンチャーランドと名古屋港水族館の2か所のみで、見応えバツグンです!
アドベンチャーワールド以外にも、お子様にオススメな観光地が沢山あるので、みさお一家がどのようにスポットをめぐっていったかを記していきたいと思います。
子連れにも!オススメ観光地
1日目
大阪に所用があり、新幹線で大阪を経由して向かいました。
所用が終わり、夜に天王寺駅からJR特急くろしおに乗り、和歌山駅へ向かいました。
天王寺駅から和歌山駅までは、特急で約1時間程度です。
ちなみに、私たちは和歌山駅で降りましたが、そのまま電車で白浜駅や串本駅まで行くことも可能です。
特急くろしおには、パンダのデザインがされた車両もあります🐼
お子様が大喜びするかわいいデザインなので、乗車する場合は早めに予約していただくことをオススメします。
2日目 熊野本宮大社→太地町立くじらの博物館
熊野本宮大社
まずは和歌山駅でレンタカーを借り、最初の目的地である熊野本宮大社へ向かいました。
熊野本宮大社を含む「紀伊山地の霊場と参拝道」は世界文化遺産に登録されています。
熊野本宮大社のシンボルは八咫烏(やたがらす)で、お守りにも八咫烏が描かれていますよ。
八咫烏と言えばサッカー日本代表のシンボルでもありますので、敷地内にある瑞鳳殿内にはサッカー日本代表の歴代監督のサイン入りサッカーボールなんかも見ることができます。
さてさて、私たちが訪れた日はあいにくの雨でしたが、まずは大斎原の大鳥居へ。
明治時代に大洪水が発生するまでは、この鳥居の先に熊野本宮大社がありました。
現在はこの鳥居の先に石碑などがあるのみですが、とても広大な広場があり、昔の名残りが残っています。
この鳥居は高さ約34メートル・横幅約42メートルで、日本最大となっています。
圧巻の大きさで、子供たちも大興奮!
鳥居の下を通っているのか、上を見上げてついつい確認してしまいました(笑)
旧社をお参りした後は本社へ。道路を挟んだ反対側にあるので、すぐに行くことができます。
中はとても広く圧巻です。お参りする場所が5か所あり、順番に巡っていきます。
ここには写っていないのですが、右側にもあと2つ社殿があります。
荘厳な雰囲気で、厳かな気持ちになれます…!!
熊野本宮大社
料金:無料
参拝時間:8時~17時
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮
太地町立くじらの博物館
名前の通り、くじらに関する日本で唯一の水族館です。
和歌山県太地町は捕鯨で有名な地域で、この博物館はただくじらがいるだけなのではなく、捕鯨に関する文化や歴史についての資料・くじらの標本などが展示されています。
子供たちもとても勉強になりました。
くじら以外にも、イルカや熊野灘に生息する生き物の展示がされています。
くじらへの餌やりなどの施設もあり、珍しい体験ができますよ。
くじらの餌は1つ300円で購入することができます。(現金のみ)
生魚で少し生臭いので苦手な方はご注意ください。(手洗い場はあります)
桟橋があり、いけすの中にくじらとイルカがいるので自由に餌やりをすることができます。
餌やり以外にも、イルカタッチ体験やカヤックでもっと近くに行けるカヤックアドベンチャーなどのアクティビティがあります。
ダイビング体験以外は当日受付です!
太地町立くじら博物館
料金:一般(高校生以上) 1,800円・小中学生 900円・幼児 無料
※串本海中公園とセットのお得なセット券も販売されています
参拝時間:8時30分~17時
住所:和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
3日目 熊野速玉大社→神倉神社→熊野那智大社
熊野速玉大社
3日目は熊野古道にちなんだ神社巡りをしていました。まずは、熊野速玉大社です。
本来は熊野三山の全ての神社を順番に歩いて巡るのが良いのですが、子連れ旅ではなかなか難しいため、私たちは車で各神社巡りをしました。
熊野速玉大社の特徴のひとつは、「ご神木」として知られる大きな梛の木です。
この木は、樹齢千年以上とされ、神社の象徴的存在です。なんでも、平重盛が手植えしたとか…!!
ご神木の前でお参りをすると、特別なエネルギーを感じられると、多くの参拝者に信じられています。
梛の実で作られた熊野速玉大社独自のお守りもありますよ!
熊野速玉大社
料金:無料
参拝時間:日出~17時(授与所 8時~17時)
住所:和歌山県新宮市上本町1丁目1
神倉神社
熊野速玉大社から車で5分ほどの近くにある神倉神社。
熊野本宮大社の摂社(祭神と縁故の深い神をまつった神社。)となっていて、熊野三山と祀られる前に一番最初に神々が降臨した地といわれています。
これは見応えバツグンに違いない!
と思って訪れたところ…
とんでもない険しい石段が待ち受けておりました。
標高約150メートルの山頂に位置している上に、中々の急勾配な石段を登らなければならず、冷や汗をかきながら必死に登ることとなりました。
所要時間としては、だいたい20~30分程度です。
この険しい道のりを乗り越えると、ゴトビキ岩という巨大な岩の御神体があります。
お参りする時も手すりなどない急勾配な石段を登るので、注意してくださいね。
ゴトビキ岩はかなり大きく、近くに寄るとより迫力満点で子どもたちもとても驚いていました。
また、山の上にあるのでお天気が良い日は遠くまで町の景色も綺麗に楽しめます。
神倉神社
料金:無料
参拝時間:24時間
住所:和歌山県新宮市神倉1-13-8
熊野那智大社
熊野那智大社は那智山にある神社です。本殿も素晴らしいのですが、中でも有名なのは那智の滝です。
熊野那智大社ではなく、飛龍神社に滝はあるので、私たちは山の上の方にある熊野那智大社にお参りをしてから滝の方へ向かいました。
歩いたのは、表参道というルートです。本殿までは、駐車場から約15分ほど登りました。
山の上にあるということで坂や階段をたくさん登るので、動きやすい服装がオススメです!
本殿から山をおり、那智の滝へ。ルートは行きと異なる裏参道を通りました。
山道になっているので、マイナスイオンを浴びまくれます。
私たちが訪れた日は霧が凄い日だったのですが、これはこれで物凄く荘厳な雰囲気になっていました…!
所要時間としては、本殿から滝のある飛龍神社まではだいたい15~20分程度でした。
飛龍神社の鳥居をくぐるとまた石段があり、降りていくと滝に着きます。5分程度で降りられます。
落差133mで落差日本一の滝です。近くで見ると、流れ落ちるスピードの速さも圧巻です!!
もっと近くで見たい…!!という場合は、御滝拝所舞台へ行くことも可能です。(有料)
中に入ると、延命長寿の水と伝えられている那智の滝の水を飲むこともできます。
神盃を100円で購入でき、お水を飲んだ後も記念に持ち帰ることができます。
水を使ったおみくじをすることもできます。
水飲み場から階段を少しだけ登り、滝に最も近い舞台へ。
近づくとより一層迫力満点です!!!フェンスまで行くと、滝を目の前にすることができるので中々見られない景色が広がります。
有料ではありますが、那智の滝まで行った際は是非体験してただきた場所でした。
熊野那智大社・飛龍神社
料金:無料(御滝拝所舞台は大人300円 小中学生 200円 未就学児 無料)
参拝時間:8時30分~15時30分
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
4日目 串本海中公園→千畳敷→とれとれ市場
串本海中公園
日本で最初に指定された海中公園地区にある水族館です。
水族館だけではなく、海中展望塔や海中観光船で野生の海の生き物を観察することができます。(水族館とは別途料金が必要)
この日は波の高く、波の様子によっては閉鎖されるというお話しでだったので、最初に海中展望塔へ向かいました。
丸い建物になっていて、階段を下りると1周に丸窓が等間隔であります。丸窓を除くと、海の中を泳ぐ魚を観察できますよ。
透明度が高い日はとても遠くまで見えるそうです。
運が良ければ、野生のウミガメに出会えるかも…!!
海中観察後は水族館へ。
串本はウミガメの産卵地としても有名な場所です。そのため、水族館ではいわゆる水槽の観察だけではなく、ウミガメの赤ちゃんと触れ合ったりウミガメの観察をしたりすることが出来るのです。
ウミガメの赤ちゃんとの触れ合いは時間帯が限られているので、ホームページで確認してみてくださいね。
串本海中公園 (HP:串本海中公園 | 海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設 (kushimoto.co.jp))
料金:水族館のみ 大人 1,600円 小・中学生 800円 幼児(3歳以上) 400円
水族館+海中展望塔 大人 2,000円 小・中学生 1,000円 幼児(3歳以上) 400円
※その他、海中観光船セット券などもあります。
※串本海中公園とセットのお得なセット券も販売されています
営業時間:9時~16時30分 ※最終入場は30分前まで
住所:和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
千畳敷(せんじょうじき)
長い年月をかけて波で削られてできた岩だたみのことです。
岩だたみが広範囲に広がっていて、圧巻の景色です!
日が落ちる時間帯に行くと、夕日とのコントラストがとても綺麗です。
駐車場の横には、特産品やお土産などのショップもあるので、ついでに寄ってみても楽しいですよ♪
千畳敷
料金:無料
時間:24時間
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2927-72
とれとれ市場
海に面している和歌山県は、たくさんの海産物がとれます。
その海産物たちが一堂に会する場所が、このとれとれ市場です。
海産物だけでなく、和歌山のお土産やお弁当・スイーツなども売っています。
また、イートインがあるのでその場で食べることもできます。
私たちはお夕飯を食べに行ったのですが、市場なのでオーダーストップが17時30分で早いため、割と駆け足で食べました(汗)
17時ごろだと、閉まり始めるお店も多いのでお昼ご飯を食べに行く方がオススメです。
イートイン以外にもバーベキューコーナーもあり、とれとれ市場で購入した食材を焼いて食べることができます!(持ち込み食材不可)
バーベキューは電話で利用希望日4日前までの事前予約制なので、行きたい時はスケジュールを立てておきましょう。
とれとれ市場 (公式HP:とれとれ市場 | 漁協直営の海産物と、紀州の特産品が購入でき、BBQも楽しめます。 | 公式ホームページ (toretore.com))
時間:8時30分~18時30分(ラストオーダー 17時30分)
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521
5日目 白良浜→アドベンチャーワールド
白良浜
その名の通り、白い砂浜のある有名スポットです。
お天気のいい日は、青い空・青い海・白い砂浜の絶景になります。
夏はもちろん海水浴場になりますので、絶景の中に飛び込むこともできますよ!
5月に海開きをするのですが、本州で最も早い海開きとなります。
白良浜
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町864
アドベンチャーワールド
和歌山に行ったら、ここは外せない!アドベンチャーワールドです。
広い園内には動物園と遊園地があり、まるまる1日楽しめちゃいます♪
入口を抜けると、アーケード街になっていてお土産屋さんが並んでいます。
パンダの身に着けグッズも売っているので、購入して身につけて園内で遊ぶのもテンション上がりますよ。
我が家はパンダのカチューシャや帽子、サングラスを購入して身に着けて遊んでました(笑)
メインのパンダ以外にもたくさんの動物たちを観察することが出来るので、もしパンダエリアが混雑していたら移動して他の動物たちのところへ行っても良いかもしれません。
パンダエリアは2か所あり、室内エリアと外エリアになっています。
パンダは割と寝ていることが多いのですが、餌やりの時間帯に遭遇すると活発に動いている姿が見られます。
アドベンチャーワールドは、ガラス越しではなくフェンスのみなので、はっきりとパンダを観察できるのが最大の魅力だったと思います。
とにかく伸び伸びと自由に過ごすパンダさんを延々と観察できるので、ついついずーっと見入ってしまいます。
めちゃくちゃ癒されました!!
もちろん、パンダ以外にも魅力たっぷりです。
園内の一番奥にはサファリエリアがあり、徒歩・列車・自転車(当日予約制・有料)・カート(当日予約制・有料)・ジープツアー(事前予約制・有料)で巡ることができます。
キリンなどの草食動物からライオンなど肉食動物までいますので、たくさんの動物たちに出会えちゃいます。
私たちは列車を選択して巡りました。だいたい30分程度が所要時間だったと思います。
巡る方法を変えると景色も変わるので、何度でも楽しめちゃいますね!
マリンエリアには、イルカやペンギンなどの海の動物がたくさんいますよ。
アドベンチャーワールド
料金:1日入園券 大人 5,300円 シニア(65歳以上) 4,800円 中人(中高生) 4,300円
小人(4歳~小学生) 3,300円
営業時間:10時~17時
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
みさお一家の宿泊先
和歌山県での宿泊先については、また別途まとめます!こうご期待。
大人にとっても子供にとっても、とても魅力溢れた和歌山県!
魅力が伝われば本望です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。