社会保険労務士試験の内容ってなに?

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この記事はこんな方にオススメ

・社会保険労務士試験に興味がある

・社会保険労務士試験を受けようか迷っている

・社会保険労務士になりたい

社会保険労務士について知らないという方は以下の記事も見てみてください♪

目次

試験の概要

試験日はいつ?

毎年、だいたい8月の4週目の日曜日に設定されることが多いです。令和5年は8月27日の予定です。

夏の暑い時期に本番を迎えるので体調管理が大変でした…

試験当日の時間割り

例年以下のようになっています。

 出題形式試験時間
選択式試験10:30~11:50(80分)
択一式試験13:20~16:50(210分)
※選択式試験と択一式試験がどんなものなのかについては、次の「試験内容は一体どんなもの?」で説明します!

長時間の試験なのでしっかり体力をつけることも重要です!

士業系の資格試験では2日に分けて行われるものもありますが、社会保険労務士は1日で終了します。

ですが、まる1日かかりますし時間も午後にいたっては3時間半という長~い試験なので集中力を切らさずに最後まで問題を解くということが大事です。

受験資格はなに?

受験資格は3つのパターンがあります。以下のいずれかを満たす必要があります。

  • 学歴
  • 実務経験
  • その他の試験合格

それぞれを簡単に記載しますと

学歴

大学・短期大学・高等専門学校・専門学校などを卒業している者。そのため、受験資格を証明するために、卒業証明書や卒業証書のコピーなどの提出が必要です。ただし卒業しておらず大学在学中だったとしても、62単位以上取得している場合には認められます。その場合は、成績証明書の提出が必要です。

実務経験

全国健康保険協会や国又は地方公共団体の公務員・労働組合等、社会保険労務士と関わりのある職種に勤めている場合にも認められます。ただし、勤めていればすぐに受けられる訳ではなく、3年以上の勤務期間が必要という要件もあるので注意です。

その他の試験合格

厚生労働大臣が定める国家資格や行政書士試験合格者・司法試験予備試験等合格者である場合には、認められます。証明するために、合格証のコピーなど提出が必要となります。

試験内容は一体どんなもの?

選択式試験と択一式試験

時間割りを見て頂ければわかると思いますが、社会保険労務士試験は午前と午後の2回に分けて試験が行われます。

社会保険労務士試験は記述試験はなく、全てマークシート方式でテストは行われます。

選択式試験(午前)

それぞれの法律の文章の中に空欄があるので、そこに当てはまる正しい言葉を選択肢の中から選びます。大問1つあたり5つの空欄があるため、5点満点で計算します。大問は8問あるので満点は40点です。

基本的に20個の選択肢の中から探し出しますが、時々4個の選択肢に絞られて選ぶパターンもあります。

4個の選択肢だったら4分の1の確率で当たるし、簡単そう~♪
と思いきや、実は難しい問題の場合が多いんです…

択一式試験(午後)

午後の択一式試験は5択問題です。

単純に

A~Eの中から正しい(又は誤った)選択肢を選べ

という場合もあれば、

ア~オの中で正しい(又は誤った)組合せはどれか。A~Eの中から選べ【Aア・イ Bア・オ Cイ・エ Dウ・オ Eイ・ウ】

といったものや、

ア~オの中に正しいもの(又は誤ったもの)はいくつあるか。A~Eの中から選べ【A1個 B2個 C3個 D4個 E5個】

といったものなど5択といえど様々なパターンで出題されるのが最近の傾向です。

大問1つあたり10問の問題があり、大問は7つあるため満点は70点となります。

3時間半の長~い試験なので、2時間位経過するとしんどくてこんな顔になります。

どんな法律が出題されるの?

社会保険労務士試験は以下の法律が出題されます。

  1. 労働基準法
  2. 労働安全衛生法
  3. 労働者災害補償保険法
  4. 雇用保険法
  5. 労働保険徴収法
  6. 労務管理その他の労働に関する一般常識
  7. 社会保険に関する一般常識
  8. 健康保険法
  9. 厚生年金法
  10. 国民年金法

これらが選択試験と択一式試験ではどのように配点されているかというと、だいたいこうなります!

科目選択式試験択一式試験
労働基準法・労働安全衛生法5点 ※110点 ※2
労働者災害補償保険法・労働保険徴収法5点 ※310点 3
雇用保険法・労働保険徴収法5点 410点 ※4
労務管理その他の労働に関する一般常識5点5点 ※5
社会保険に関する一般常識5点5点 5
健康保険法5点10点
厚生年金法5点10点
国民年金法5点10点

更に細分化できるのですが、大まかにいえばこの表のようになります。

では、※部分を細分化して説明します。

より詳細の説明

※1 例年、大問1問の中に労働基準法が3点・労働安全衛生法が2点になることが多い 

※2 労働基準法7点・労働安全衛生法3点

※3 労働保険徴収法は選択式試験で出題なし。

   択一式試験では労働者災害補償保険法7点・労働保険徴収法3点

※4 労働保険徴収法は選択式試験で出題なし。雇用保険法7点・労働保険徴収法3点

※5 大問1問の中に、労務管理その他の労働に関する一般常識5点・社会保険に関する一般常識5点

まとめ

社会保険労務士試験試験の概要に関して簡単に解説してきました。

では、社会保険労務士試験はどのように勉強をしていけばいいのー!?

ということは、以下にご紹介しています。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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