中学受験を控えた小6。
でも、小学生最後の春休みや夏休みもやってきます。ですが、受験に集中しなければならないこの時期。
「小6に旅行なんて行って大丈夫?」
「周りが塾で頑張っているのに、うちは遊んでいいの?」
と、受験家庭なら一度は迷うテーマですよね。我が家もまさにそうでした。
小5までは毎年のように家族旅行をしていたのに、小6になって行かないなんて…でも勉強もさせないと…
悩んだ結果、最終的には春休みも夏休みも家族旅行へ行くという結論にしました。
この記事では、そんな我が家が旅行を決めるまでに考えた判断基準と、「行ってよかった」と感じた理由をまとめています。

なお、結果的に中学受験には合格しています!
旅行は「目的」と「タイミング」が明確なら行ってOK
結論から言うと…
旅行の目的と時期をはっきり決められるなら、行っても問題なし。
家族旅行へ行くことが、“息抜き”なのか“学び”なのか。
「なぜ行くのか」が明確であれば、旅行は受験勉強のプラスにもなります。
逆に、「ただなんとなく」行くと、帰宅後に罪悪感を感じてしまうこともあるかもしれません。
親も子どもも納得できる“意味のある旅行”にすることが大切です。
我が家が考えた3つの判断基準
① 旅行の目的を「リフレッシュ+学び」として設定
我が家の旅行の目的は、気分転換と学びの両立でした。
小6になってから長時間の勉強が続いていたので、心身をリセットする時間を作りたかったんです。
とはいえ、完全に“遊びモード”ではなく、
・歴史や文化を体感
・実際にその土地の名産を食べる
など、自然や歴史を感じながら「社会」や「理科」につながるテーマを意識しました。



旅行も“学びの一部”ととらえることで、罪悪感が減ります。
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② 勉強のリズムを崩さないように工夫
春休みや夏休みに旅行へ行くにしても、完全に勉強を止めるのはリスクがあります。
我が家では、
ホテルに着いたら、食事やお風呂までの時間は勉強にあてる
これをルールにしました。
無理せず続けることで、旅行後も勉強モードに戻りやすくなりました。
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③ 時期は「塾休み期間」に限定
旅行のタイミングは、塾の予定表を見ながら慎重に決めました。
夏期講習は夏休みを網羅していたので、夏休みは8月のお盆休みを選択。
(春休みはまだ時間があったので、塾をお休みして旅行前後に授業動画を見てカバーしました)
行き先もポイントです!
住んでいる都道府県から距離的に無理がなく、移動で疲れすぎない場所を選ぶことで、「勉強に戻る切り替え」がしやすくなりました。
実際に行ってよかった理由
結果的に、家族旅行へは行っても問題なしでした。
子どもが「また頑張ろう」という気持ちを取り戻せたのはもちろん、親としても“受験勉強だけの日々”から一歩離れることで冷静になれた気がします。
また、旅行中でもある程度は勉強をするという環境を作ることで、だらけるのではなく”リフレッシュ”という感覚になれたようでした。



帰ってからも引き続き勉強を頑張っていました。
我が家的、旅行判断チェックリスト
| チェック項目 |
|---|
| ① 旅行の目的は明確?(リフレッシュ+学び) |
| ② 勉強リズムを崩さずに行ける? |
| ③ 塾や模試のスケジュールに支障なし? |
| ④ 行った後に「やってよかった」と思えた? |
| ⑤ 家族全員が納得していた? |
この5つに全部チェックが入ったら、小6になっても旅行に行って良いのではないかと思います。




まとめ:旅行は「逃げ」ではなく「戦略的な休息」
中学受験は本当にハードです。
でも、家族で過ごす時間=エネルギーの充電期間にもなります。
この3つを守れば、罪悪感のない旅行による「戦略的休息」が可能です。
もちろん、旅行を負担に感じるのであれば行かなくてもよいと思います!
それぞれのお子様の様子で決めていただくのが良いかと思います。











