仕事と中学受験、両立できる?共働き家庭のための1年スケジュール完全ガイド

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中学受験は年々過熱する一方で、共働き家庭にとっては「時間」との戦いでもあります。

「子どもの勉強をどう見てあげるか?」「塾や習い事の送迎は?」「家族の生活リズムはどう整えるのか?」

これらの課題を乗り越えるためには、スケジュール管理の工夫が不可欠です。私もそうでした。

多くの共働き家庭が実践している中学受験に向けたスケジュール管理についてご紹介いたします!

あくまで一例ですので、参考としてご覧ください♪

目次

共働きでも中学受験は可能?家庭の課題とは

共働き家庭が中学受験に挑む際、以下のような課題が浮かび上がります。

  • 子どもの学習進捗を把握する時間が少ない
  • 平日の送迎やフォローが難しい
  • 土日も仕事が入ることがあり、模試や説明会に付き添えない
  • 家事・育児・仕事のバランスが崩れやすい

これらの悩みは多くの家庭で共通しており、「うちは無理かも……」と思ってしまう親御さんも少なくありません。

しかし、実際には共働きでも中学受験に成功している家庭は数多く存在します。

その違いを生むのが“スケジュール管理の工夫”と“外部サービスの上手な活用”です。

中学受験に向けた年間スケジュールの立て方

まず大切なのは「年間スケジュール」を把握することです。

中学受験は長期戦…特に小4からから小6までの3年間は、各学年での目標設定と計画が欠かせません。

学習塾でのカリキュラムは多くの場合、小3の2月から開始します。そのため、通塾する予定で塾探しを行う場合には小3の間にしておくことをお勧めします。

簡単はスケジュールはこんな感じです。

小4:学習習慣の定着と家庭の体制作り

  • 平日と週末の家庭学習時間を確保
    ⇒定期テストがある塾が多いため、テスト前までに授業範囲の問題を解けるようにしていきます。
  • 保護者は学習状況の見守り役
    ⇒例えば、最初は算数は計算問題が多いので、計算問題を早く正確に解けるように時間を計ったりするとよいです。

小5:学習量が本格化、時間管理が本格的に

  • 通塾日が増え、復習時間も増加
    ⇒小5になるとここが大変!!!他に習い事をしていると、復習する時間を捻出しなければなりません。
  • 親のサポートも質と量が求められる
    ⇒徐々に複雑になってくる算数、覚える内容が深く広くなってくる理科・社会、意外と知識が問われる国語。
     こういった中で、子供がどの部分に苦手意識を持っているのかを把握してあげることが、親の一番大切なサポートです。
  • 模試や保護者会、学校見学が増える
    ⇒小6になると勉強時間が増え、中々学校見学をゆっくりする時間ができません。
    そのため、小5のうちにいくつか学校巡りをしたり合同説明会に参加したりするようにしましょう。

塾の保護者会に関しては、お仕事を休んだり予定をずらしたりするほど、出席しなくても良いかな~とみさおは考えます。

小6:受験本番を意識、家族全体で支える

  • 模試や過去問演習が中心
    ⇒たいていは夏休み前までにはすべての範囲が終了するため、夏休み中に復習をし、秋以降は志望校の過去問に取り組みます。
  • 願書準備、出願、入試本番のスケジュールが集中
    親としてここは確認必須!申し込みし忘れたら、受験すらできませんし、いつどの学校を受けるのかを子供の成績・本人の希望などを 考慮して組み立てていきます。
  • 家庭内でも役割分担が重要に
    ⇒受験日は平日である可能性が高いので、他に小さい弟妹がいたりすると夫婦で手分けして受験組・弟妹組に分かれてサポートすることになります。

共働き家庭のための1週間スケジュール実例

平日の基本パターン(例)

  • 6:00〜7:30:親の出勤準備
  • 8:00〜16:00:学校
  • 16:30〜19:00:塾(送迎が必要な場合は、親か送迎サービスを使用)
  • 19:30〜21:00:帰宅・夕食
  • 21:30:就寝

この流れの中に、塾の復習時間を組み込む必要があります。

とはいえ塾は毎日あるわけではないので、塾がない日に復習をすることをオススメします。

朝学習・就寝前に学習をする小学生も増えているみたいなので、忙しいときはそういった取り組みも良いと思います。私は子供にそういったことができませんでしたが…💦

ここで、みさおが思うことを一つ。
勉強をするために就寝時間が23時や24時になることはあまり良いとは考えていません。
小学生の睡眠不足がよく問題視されていますが、睡眠不足が続くと受験勉強もどこかで続かなくなってしまいます。
小学生の理想的な睡眠時間は9~12時間といわれていますので、7時起床なのであれば22時までには就寝するべきです。

週末の使い方

  • 土曜日:模試、塾、保護者会
  • 日曜日:過去問や総復習、家族の時間も大切に

※ Googleカレンダーや共有アプリ(TimeTreeなど)で、家族の予定を“見える化”すると負担軽減になります。

まだまだ小学生ですから、週末全てを机の上で終わらせるのではなく、家族でたくさん出かけて色々な経験をするのがいいと思います。

共働きにおすすめの外部サポートサービス

家庭教師・オンライン指導

塾の復習や苦手分野の補強にはオンライン家庭教師が非常に有効。 特に最近ではタブレットやZoomを活用した「双方向型」の授業が人気です。

\ おすすめオンライン家庭教師 /

中学受験専門家庭教師【一橋セイシン会】

プロ講師による中学受験専門家庭教師塾。対面だけでなく、オンライン指導でも実績が高い。自宅で質の高い授業が受けられ、共働き家庭に大人気。

スタディサプリ

月額制で小4~6の授業を網羅。動画視聴型で、隙間時間の活用に最適です。

民間の送迎サービス

  • キッズタクシー送迎代行サービスを活用することで、塾や習い事の送迎負担が減ります。
  • 特に夜遅い時間帯の安心・安全を確保できます。

家庭内の「チーム体制」を整える

共働き家庭において、夫婦どちらか一方だけに負担が集中するのはNGです。

家族全体で「中学受験に向かうチーム」として役割分担する意識が大切です。

  • 親の役割:片方が仕事で不在なら、もう片方が送迎や進捗チェック
  • 祖父母の協力:可能なら、模試や説明会の付き添い役として協力を仰ぐ
  • 子ども自身の自律:学習スケジュールや持ち物の管理は、できるだけ本人に任せる

心の余裕をつくるためのヒント

中学受験は、親子の「心のコンディション」も合否に影響します。

  • 完璧を目指さない(たいていは7割達成で合格圏内)
  • 失敗してもリカバリーすれば大丈夫!
    ⇒1回1回のテスト結果に一喜一憂しない。
  • たまには親も子も休む勇気を持つ
    ⇒まだまだ小学生。楽しい時間も過ごしましょう。

そして、「うちには無理」と思わず、外部の力を頼る勇気が必要です。

集団塾が難しいのであれば、時間の決められる個人塾、家庭教師、オンライン講座、送迎サービス、スケジュール管理アプリなど、 共働きの中学受験に役立つツールを使えば、時間も心も余裕が持てます。

今は共働きの時代。利用できるサービスはたくさんありますから、色々利用してみることをオススメします♪

まとめ

①まずは年間スケジュールを確認!
②家族でどのように受験勉強を進めるのかを意思疎通
③忙しい家庭でも使えるサービスを活用する

共働きだからこそ、「仕組み」と「チームワーク」で乗り越える中学受験。

本記事で紹介したことを活用しながら、効率的に、そして親子で納得のいく受験を目指しましょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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